北海道マラソンの試走と聞くと、
「42km通しで走らなきゃいけない」と思っていませんか?
(特に初めて参加する方はそう考えがちです)
でも実際は、その必要はありません。
試走はトレーニングではなく、コースの確認が目的です。
曲がる場所やコースの起伏、給水やトイレの位置、そして景色。それらを事前に把握するだけで、本番のストレスは大きく減ります。
前半の15km地点までは、離脱ポイントとなる地下鉄やJRの最寄り駅がたくさんあるので、札幌に住んでいる方なら、会社帰りに2駅分(3km前後)ずつ下見といったこともできます。
地方から来る方も、土日の2日間に分けて走れば、無理なくコースを確認できます。
試走プラン(3分割)
この記事では、行程を3分割して、北海道マラソンのコースを解説します。
① 大通交差点〜創成トンネル(約10km)
スタート地点の大通4丁目交差点から市街地へ南下し、再び大通駅の近くに戻ってくるルートを一区切りとしています。
途中で立ち寄れるコンビニやトイレも豊富なので、最初の試走におすすめです。
キロ7くらいのゆっくりペースだと、信号待ちを含めた走行時間が約1時間半。まずはここだけでも、コースの雰囲気がつかめます。

② 創成トンネル〜新川給水所〜ゴール(約12km)
北海道マラソンは14km地点以降でスライドが始まります。
新川駅近くの給水所を過ぎたら、公共交通機関で帰ってくるのが難しくなるので、試走時はここで折り返し、ゴールに向かうのがオススメです。

③ 新川通往復+新琴似迂回(約21km)
JR新川駅を起点にした往復コースです。
北海道マラソンにおける新川通往復は13kmと言われていますが、新琴似地区を迂回するので、この部分はトータル約21kmにも及びます。
直線が長く、途中離脱もしづらいため、精神的にもきつい区間です。
途中で飲み物などを補充できるコンビニはありますが、長距離耐性が低い初心者の方は、まず、①と②のルートを連続(約22km)で走れるようになってから挑戦した方がいいかもしれません。
一般的には、ロング錬を週間走行距離の2〜3割に抑えた方がいいと言われています。つまり、月間200km(週間50km)程度の人にとって適当なロングは10〜15kmということになります。
記事でも説明しますが、新川通往復は途中でルートを省略したり、いつもよりペースを落とし、休憩しながらゆっくり走った方がいいでしょう。

試走とトレーニングは分けて考える
ここはとても大事なポイントです。
長い距離を走る練習は、新川通でやる必要はありません。
歩道の整備状況や信号の有無を考えると、
- 豊平川の河川敷
- 北大構内の直線
こういった場所の方が、安全で効率よくトレーニングできます。
新川通はあくまで「コース確認」と割り切りましょう。長く走ること自体が目的なら、信号がない場所でしっかりやった方がいいです。
持ち物と準備
飲み物など途中のコンビニで買えますので、駅のロッカーに荷物を預けて、できるだけ身軽にスタートしましょう。
ルート確認のため、スマホに北海道マラソン公式アプリを入れておいてください。アプリを開くと、前年の公式サイトを開くことができます。その画面の下に「マラソーンコース」というボタンがあります。

Googleマップ上にコースを表す緑色の基線と給水所や関門が表示されます。真夏に行われる大会ですので、特に給水所の位置確認は重要です。立ち止まり、スマホで場所を把握しておきましょう。

まとめ
試走は、がんばるものではありません。
むしろ、ゆっくりでいい。
止まりながらでもいい。
大切なのは「知っているコース」にしておくことです。
それだけで、本番の42kmはかなり楽になります。
